国内旅行業務取扱管理者を4ヶ月で取得した大学生がポイントと勉強法を解説するよ!(独学か予備校か)
こんにちは!がくです。
実は5月くらいから、せっかく時間あるし何かやりたいなということで資格の勉強をしてました。その資格とは、、、、、
国内旅行業務取扱管理者!
旅行が好きなのと、まだぼんやりとですが旅行業界興味あるなぁ~という感じで挑戦してみました。
ということで、夏休みは旅行行ったり遊びも十分しましたが、半分くらいの時間はこの勉強に費やしたという感じでしたね今年は!
で、9月に受験をしまして、、、
先日、合格発表がありました!
結果は、、、
合格を貰うことができました!!
ということで、今日は国内旅行業務取扱管理者試験について紹介していきたいと思います。
国内旅行業務取扱管理者とは?
旅行業務取扱管理者のポイントは3つ。
国内/総合旅行業務取扱管理者は旅行業界唯一の国家資格で、旅行会社の営業所に最低一人選任することが旅行業法で義務ずけられている旅行業務取扱管理者になることができます。
その点で、旅行業界への就職等に大いに役立つ資格といえます。
また資格には国内と総合の二種類があり試験も別日で行われ試験科目にも違いがあります。以下、整理しておきます。
国内・総合の違い
ざっくりとまとめるとこんな感じになります。
大きく言えば国内管理者は国内旅行のみを取り扱う営業所でのみ管理者となることができるのに対して、総合管理者はすべての営業所で管理者になれるということです。
上の表にはないですが試験は120分で各科目60%以上の点数で合格です。ですから、すべての科目万遍なく勉強が必要になってくる資格でもありますね。
また合格率からもわかるように、国内よりも総合は合格が難しく試験科目も多いです。受験者も国内では大学生が多いのに対して総合管理者では旅行業界や関連業界に携わる人が多い傾向にあります。
国内と総合は同年にW受験することもできます。どのような受験を選ぶかは人により異なります。後述いたしますのでそちらを参考にしていただければ幸いです。
【参考】
国内旅行業務取扱管理者試験を実施しているANTA 「全国旅行業協会」のHPにはさらに詳しい説明が載っていますので引用しておきます
当協会は観光庁長官の試験事務代行機関として「国内旅行業務取扱管理者試験」を実施しております。この資格試験は旅行業法に基づき実施されるもので、旅行業者は各営業所ごとに「旅行業務取扱管理者」を1名以上選任し、一定の管理及び監督業務を行わせることが義務付けられています。
旅行業法施行規則に定める「旅行業務取扱管理者」の職務は以下のとおりです。
(旅行業法施行規約第10条)
1.企画旅行の旅行計画の適正な作成
2.料金表の掲示
3.旅行業約款の掲示
4.取引条件の説明
5.契約書面の交付
6.適正な広告の実施
7.旅程管理のための必要な措置:旅程管理業務を行う主任の者を通じた管理・監督
8.旅行に関する的確な苦情処理
9.契約内容に係る重要な事項についての明確な記録または関係書類の保管
10.上記に掲げるもののほか、取引の公正、旅行の安全及び旅行者の利便を確保するた め必要な事項として観光庁長官が定める事項
また、旅行業務取扱管理者は、取り扱う旅行が国内旅行と海外旅行の業務範囲の別により、国内旅行業務のみを取り扱うことができる国内旅行業務取扱管理者、海外及び国内の旅行業務を取り扱うことができる総合旅行業務取扱管理者の2種類の資格があります。
当協会(一般社団法人 全国旅行業協会・ANTA)では、この権威ある国家資格「国内旅行業務取扱管理者試験」を観光庁長官の試験事務代行機関として年1回(例年9月)開催しています。
国内旅行業務取扱管理者試験とは|社団法人 全国旅行業協会(ANTA)
国内旅行業務取扱管理者試験はこんな人におすすめ!
まず資格に挑戦してみたいなと思っている人。特に大学1、2年生の人にはお勧めしたいです。
なぜかというと国家資格である以上難関であることは間違いないのですが、国家資格の中では比較的合格率が3割となっていて高いことが挙げられます。また旅行業法・約款は多少なじみにくくとも、国内実務で出題される国内地理は身近に感じられ勉強がしやすく趣味で旅行する際にも役に立つ点でもお勧めできます。
そういった点で、大学入学したけど目標をもって何かをやってみたいと思う学生には最初に取り組みやすい資格かと思います。ちなみに私も1年の5月半ばくらいから勉強をスタートして合格出来ました。
1、2年生であれば初めの年で国内を取得し翌年以降総合に挑戦するというのも盤石でいいやり方かと思います。
しかし、一方で大学3・4年生の方は旅行業界に就職したいか、少なくとも就職活動で視野に入れているかということを考えてから受験を決めるべきかと思います。
理由は明確でこの資格は旅行業界以外では役に立つといえる資格ではないからです。やはり、合格するためにはかなりの勉強時間を要します。特に9月が試験な為、夏休みの期間にみっちりと学習をすることになるのが基本です。
ですから、1,2年生とは違いなんとなくでは受験せず旅行業界以外で活躍していきたいのであれば、そちらのためのインターンや勉強などに時間を割くべきかと思います。
最後に旅行業界の方はおすすめなのはもちろん、時間のある方で旅行に興味がある方は是非お勧めしたい資格です。趣味の旅行を仕事に繋げていくきっかけになるかもしれませんし、旅行の楽しみ方も少し増えるかもしれないと思います。
実際私も、少し制度がわかることでスムーズに旅行が出来たり、地理で覚えた情報が旅先で役に立ったり(これはかなり多いです!)していますよ!
予備校や教材
続いて、国内旅行業務取扱管理者を取得するためにはどのように勉強をしていけばよいかです。
予備校に通うべきか?
私の意見としては「大学生は(出来る限り...)通うべきです。」
理由は、勉強の継続が難しい環境にあるからです。大学生は基本的には人生の夏休み。周りはみーんな遊んでいます。特に1,2年生なんて、遊ぶための機械が動いているかの如く遊びます。そんな中で遊びに誘われる、サークルに誘われる。
そんな誘惑に勝つのが難しいからです。
そういった意味で予備校に入っていると予備校の授業などがあれば基本的に遊びを断りますよね。意志強くとも、人間なかなか弱いものです。なので、できれば予備校に通うことをお勧めしています。
また通うことでメリットもありますよ。大学の中で普段関わる人とは違う人と出会えることです。
旅行業界志望の仲間、何かに挑戦しようと志の高い人、、、
なかなか遊び惚けていては出会えない仲間に会えます。そして、共に頑張ることで相乗効果も期待できますね。
あとは予備校はノウハウがやっぱりすごいです。合格可能性を高める意味でも有効な選択かと思います。
デメリットとしてはお金がかかることですかね。。。!
ちなみに私は大学に予備校が来てくれて講座を開いていたのでそれに申し込みました。外部で申し込むよりもかなりお得にさらに丁寧にご指導いただけたなと思っています。
多くの大学ではこのように様々な資格講座を資格予備校などと契約して学生の特別価格で開講していると思います。
なので、大学生の方は一度大学で開講している資格講座がないかどうか、国内旅行業務取扱管理者試験の講座の開講の有無を、就職関係の窓口等で確認してみるといいですよ。
独学は無理?
では、独学では厳しいの?
これについては私は独学ではないので言いずらいですが可能だと思います。
しっかりと継続をして自分でコツコツと勉強できるのであれば、特に国内管理者は独学で突破も可能かとは思います。比べればいばらの道になるのは確かですがね。。。!
独学の方は参考書を購入してという形になりますね。ここで一つだけ注意したいのが、要点をまとめたものを見るだけでなく問題集で問題を解くことをたくさんしてほしいということです。
この試験はマークシート式で4択です。ですから、紛らわし選択肢から時間内に選ぶ訓練がかなり重要になります。それが要点を眺めて暗記するだけではできないんですよ。
要点が7割くらい頭に入ったら、問題をがつがつ解きながら覚える。このくらいの大きな捉え方での学習が必要です。
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勉強のポイント
ここでは私が取り組んだ勉強を紹介していきます。独学の人は参考になさってください。予備校や通信講座を利用していく方はそれに100%信じてついていくのみかと思うのでこの章は飛ばしてください。
1.まず国内実務の中の地理について。こればかりは暗記していくしかありません。観光地、温泉、山、郷土料理・・・。情報量のある程度あるテキストを使用して暗記していきましょう。そしてANTAのHPにある過去問や問題集を使って到達度の確認も忘れず行いましょう。
2.ここからの2つは法令・約款・JR等々地理いがいのすべての科目についてです。まずは参考書などで一通り抑えていくといいと思います。確認問題等が付いている場合はそれもしっかりと取り組んでください。
あとこの段階では完璧を目指さず概要をつかむくらいでどんどん進めるべきかと思います。
3.そして、問題演習です。9月試験を考えてペース的に7月半ばくらいからはこの問題を解く段階に入りたいものです。過去問や問題集を用意して出来るだけどんどん問題を解いてわからないところを確認&暗記をくり返してください。同じ問題は3週以上は取り組むべきかと思います。
前述しましたが国内管理者は4択です。そして出題されやすい問題やある程度パターンが決まっているところもあるので問題演習を積むことがカギになってくると思います。
まとめ
- 国内旅行業務取扱管理者試験は大学生におすすめの資格
- 出来るだけ予備校等を利用すべし
- 問題演習で力をつけることを忘れべからず
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