東京から京都まで歩いて得た歩き旅の注意点と節約テクニックを紹介~東京・京都歩き旅~
2月中旬から3月にかけて東海道を中心としたルートで東京から京都まで歩きました。
今日はその旅を終えて得た歩き旅における”長距離を歩く注意点”や”節約するために何をしたか”などを紹介していこうと思います。これから歩き旅をする人や興味を持ってくださる方の少しでも参考になればと思います。またルートなどの基本データや旅の感想などは【まとめ】東京から京都まで歩いて行った全記録で紹介しています。
さらに旅の道中でも毎日ブログを書いていたので日ごとの記事も一覧で東京・京都歩き旅 カテゴリーの記事一覧 にあります。あわせて御覧ください。
歩き旅における注意点
歩き旅に出かけるまでは、僕自身普段よく歩く方だし若いから余裕で行けるだろうなと思っていました。しかし初日から10km、、20km・・・と距離を重ね普段歩かないような距離になるうちに、、、
普段観光などで長めに歩くのと長距離の歩き旅は全くの別物だなと痛感しました。そこでここでは歩き旅の注意点を紹介しようと思います。
1日で歩ける距離
初めに1日に歩ける距離についてです。これは個人差があると思いますので自分自身のことを中心に書かせてもらいます。一般的に人間の一日に歩ける距離というのは30km~50kmと言われています。これは概ね当たっていると思いますが、長距離歩きの初心者の場合いきなり限界の50kmを歩くことは不可能だと思います。
自分自身も1日目に最初の疲れていないうちに距離を稼ごうと思いましたが35km過ぎたあたりから足が重くなり40km地点まで行くので精一杯でした。
逆に言うと歩き旅が後半になって長距離歩くことに慣れてくると50km以上歩くことができるようになっていくと思います。人間はある程度身体が適応していくのかもしれませんね。
ちなみに今回の旅でも一番長い距離歩いたのは14日間の中で13日目でした。
準備運動
歩き旅では激しい運動をするわけではありませんが、準備運動とクールダウンは毎日歩き続けるためにも大切になります。
足のストレッチを中心に少し辛くても朝と夜は勿論、休憩時などにも積極的に行うことが大切です。特に峠がある日は入念に行いました。
また、ネカフェのブースなどでも積極的にふくらはぎ等をセルフマッサージするようにしていました。むくみ防止にはむくむ前からしっかりとケアすることが大事になってくると思います。
休憩について
長距離歩くためには休憩は重要です。休憩は1時間に1回くらいずつ取ろうと思っていましたが現実的には休憩するところがなかったり、遅くなる前にもう少し歩こうと飛ばしてしまったりして休憩は少なめでした。
自分自身の反省も含めて休憩は意識的に取っていった方がいいと思います。また、休憩時に積極的に甘いものを摂取していました。それは良かったかなと思っています。
しかし夜になるにつれて、筋肉が疲れてくる中で休憩を取ると足が固まって余計と歩きにくくなってしまうこともあります。その場合は一気に宿泊地まで歩き続けてしまうのも一つの方法になってくると思います。
そういったところの、バランスを上手くとることが重要です。
峠について
街道歩きにおいて一番注意しなければいけないのは峠越えといってもいいかもしれません。
東海道においては箱根峠、薩埵峠、鈴鹿峠など中山道に比べれば少ないものの峠がいくつかあります。薩埵峠などに関しては下道を行ったり国道を使えば高低差の少ない平たんな道で進むという方法がありますが、箱根と鈴鹿に関しては確実に通らなければりません。そこで大切なのが大きな峠を越えるときはその手前で1泊して早朝から登るという事です。
僕自身も箱根の前日は小田原に、鈴鹿の前日は関宿で一泊してから挑みました。歩いた経験上、箱根は丸一日。鈴鹿は半日は確実に越えるのにかかると思います。
特に箱根峠は東海道一の難所で距離も長いですから丸一日かけなければ越えられません。余裕を持ちたい場合には箱根湯本での一泊などの検討もしてもいいでしょうね。
どちらにしても、地図や東海道についての書籍、まとめサイト等を使いしっかりと計画を立てることが大切です。山の中で夜になってしまったというこうなことがないようにもね。。。!(僕は無理をして大失敗をしました・・・<6日目の記事へ>)
食事場所や宿泊場所
長い旅を継続するには食事や寝床を確保しなければなりませんし休憩にもお店が必要です。
東海道沿いを歩く限りにおいては国道1号線沿いに出れば、コンビニなども多数あるので基本的には食事・休憩場所には困らないと思います。コンビニではファミリーマートやミニストップは椅子とベンチがありますし、スーパーでもイートインがあるところは休憩しやすいですよ。
さらに旧街道沿いには地元の方が運営している街道旅の人向けの休憩所があったりもします。でも山の中や一部国道沿いなどお店がないい地域になるとかなり長い距離お店に出会えないこともあったりするので地図アプリ等でしっかり確認しながら歩くことは大切になってきます。
また宿泊場所については後述するように節約の為にネットカフェにしてました。ネットカフェについては意外と地方の田舎の方だと長い距離に渡り無いといったところも多いです。
なので前日夜や少なくとも出発前にはど”このネカフェに向けて今日は歩くのか”という事をしっかりと決めてあまり遅くならない内に到着できるように歩くべきです。
僕も何日間かは遅くまで歩いた日がありましたが、山間部でなくても街灯が少ない旧道は勿論、国道沿いも暗くなってから歩くのは少し不安だし怖いものです。知らない地域ですし東京と違い暗くなると車ばかりになって、一気に人通りが減る気がします。
楽しく歩くためにも気をつけたい所ですね。逆にホテル宿泊でお金を気にしない場合はそこらへん容易になるかもしれません。
ネカフェに比べホテルや旅館は結構地の果てまでありました。(笑)おひとり様OKのラブホテルなどもあったのでそういったところも視野に入れればかなり場当たり的な旅も可能になるかもしれませんよ。
持ち物
ここでは歩き旅に持っていったもの、身に着けていたものをざっくり紹介します。持ち物はmont-bellの40Lのバックパックに入れていきました。
バックパックの中身の殆どが衣服。そして大きな寝袋でした(笑)下に紹介するものの他には充電器や洗顔用品(洗顔料・髭剃り・歯ブラシ等)をポーチに入れて持っていきました。
まず歩いているときの格好は下の写真のような感じでした。
服装・装備
<ニット帽>
まずは写真でも被っているニット帽。
これは防寒の為もありましたが整髪料等で髪をセットするのがめんどくさいのでずっとかぶっていたというのが大きいです。お察しの通り帰宅後すぐにクリーニングに出しました(笑)
<赤いダウン>
ユニクロのシームレスダウンの赤。
これは暖かくて快適でした。小雨ならある程度は撥水してくれるし。
歩き旅するなら絶対コートじゃなくてダウンがいいと思います。強いてマイナス点挙げるなら暑くて脱いだ時少しかさばることですかね。でもリュックに入れておけば大丈夫です。
勿論こちらも帰宅後クリーニングに出しました(笑)
<セーター>
セーターは着ているものとリュックに1枚の計2枚で回してました。
正直リュックを背負っている背中は汗かくので二枚で回しているとかなり臭かったです・・・(汚たねぇ)
また少し反省もあってセーターはかさばりますかなり。できれば山用品などのかさばらなくて暖かいものを購入した方がいいと思います。そうすれば臭くならずに回せたかなとも思いますし・・・
<長袖Tシャツ>
こちらは6枚。セーターの下に着ていました。
これは二日以内では変えられていましたがまあ綺麗ではなかったですね。
また、ネカフェについてからは中が暖房で暑いのでセーターを脱いでこのシャツ姿で過ごしていたことも多かったです。寝袋入るときもシャツでした。
<下着>
下着もシャツ、パンツそれぞれ6枚です。
上は4枚は長袖のヒートテック。2枚は半袖の綿のものでした。
これをその日の気候などに合わせて使っていたので困ることはありませんでした。
<ズボン>
ズボンは出発時に履いていたジーパンと写真で履いている暖かい生地のスエット(ユニクロ)の2枚で回していました。(これまた汚い・・・)
まあズボンもセーター同様かさばるので少なめでいいと思います。今思うと2本ともスエットでもよかった気も・・・
どちらにしてもズボンが一番衣服で削れるところだと思います。
<もんぺ>
4本ほど持ってました。
こちらもユニクロのヒートテックのやつで、暑かった日を除いてズボンの下に履いてました。
長距離歩くと股のあたりがこすれて火傷みたいになるといった事前情報がありましたが大丈夫だったんでこれのお陰かなと思っています。寒さもしのげたしよかったです。
<長い靴下>
まず長い靴下は7本ほど。
靴下は入るなら多いほうがいいです。
やっぱり1日中靴はいて歩き続けると蒸れて臭くなります。セーターは我慢できても靴下だけは臭いもやばくなりますので毎日変えるべきです。
また使用済みの靴下を入れるビニール袋も忘れずに!!
<短い靴下>
こちらは長い靴下の下に履いていた靴下。こちらは4本くらいでした。
なぜ靴下を二重に履くのか?それはマメ対策です。長距離歩くのにマメはつきもので僕もできてしまいましたが比較的マシでした。靴下二重に履くのは結構効果があると思います。
また山用品店などで売っている2000円とかする靴下もあるので予算に余裕があれば二重靴下ではなくそちらを用意するのもいいと思います。荷物も減りますしね。
でもお金をかけずに出来るマメ対策としては靴下二重に履くのはかなりおすすめです。
<スニーカー>
こちらはニューバランスの緑色のもの。
特化したシューズを用意しようか迷いましたが普段から履き慣れているものにしました。中山道は峠が多いので微妙ですが東海道であれば、スニーカーで大丈夫だと思います。
しかし、雨の日でもガンガン歩きたいとか思っている場合はゴアテックスのシューズ等を買うべきでしょうね。
<防水のジャンパー>
これは薄手の上下セットのゴアテックスに近い素材で出来ているものを持っていきました。
雨が降らなかったので出番はコインランドリーの洗濯の時くらいでしたが雨が降っても大丈夫だというお守りにはなりました。下記の商品のグリーンのものです。
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<折り畳み傘>
かなり小さくコンパクトになるもの。
こちらも最終日の雨でのみの出番でしたが持っていって良かったです。またカッパがあっても平地歩きなら傘を差した方がいいと思うので途中で買いたくない場合は持っていくことをおススメします。
あって便利だったもの
<寝袋>
叔父に借りた冬山用のダウン性でかなり暖かいもの。
ネカフェ泊まりならここまでの機能は必要ないとは思いますが薄着で寝られたので疲れた体にはうれしかったです。狭いネカフェのブース内で畳むのもダウンなので畳みやすかったですし。
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とはいえこれから購入の場合はネカフェの中での使用なら、上のような安物で十分だと思います。
ネカフェの中はたいてい暑いし、寒ければ上着着て寝ればいいですからね。また野宿など考えてなければ下に敷くマット(僕も持っていきませんでした)もいらないです。ネカフェのフラットの床はクッション性ありますからね。
<モバイルバッテリー>
持って行ったのは古い4700mAhのものと8000mAhのものの2つ。バックパックの前面ポケットなどいつでも取り出せる場所にどちらもいれてました。
これはかなり重宝しました。
峠などで電波が悪目なところに行くと電池の消費量が上がります。また旅において地図やカメラは勿論、写真撮影ラジオや音楽、ブログ書きなどスマホ・iPadは使いまくったのでモバイルバッテリーが大活躍でした。
1日歩いてスマホ・タブレット両方使う場合は2つあったほうが安心だと思います。また、iPhoneユーザーの人はバッテリーの充電器も忘れずに!
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<iPadmini>
画面が大きく見やすいので主に地図はこちらで見てました。
逆にiPhoneは写真とブログ用で使っていて、雨天時のみすべてiPhoneでやるといった感じでしたね。
地図は既存のアプリ、NAVITIME、東海道の地図アプリ(有料)の3種類を使っていました。NAVITIMEも便利なので旅の間のみ有料登録して利用するのもおすすめですが、、、
特に勧めたいのが上の東海道の地図アプリです。
こちらは旧東海道が地図上で色付きで分かるようになっててGPSで自分の位置確認もできるのでものすごく便利です。
現在は通れない旧道にはしっかりと迂回路も示してくれているのでいいと思います。
価格も高くないので歩き旅の方は絶対購入するべきだと思います。他の街道シリーズもあるようなので僕もチャレンジするときはまた買おうと思っています。
<ペンライト>
こちらは家にあったものに100均の伸ばせる紐を付けてリュックのベルトに付けてました。
暗くなると街灯がない道はかなり多いので自分の存在を車等に知らせる為にもライトは絶対持って行った方がいいと思います。特に掛川に向かった暗闇ではこれがなかったと思うと恐ろしいです…
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<スポーツタオル>
少し大きめのタオル。
お風呂屋さんやシャワーでは持ってないと絶対有料レンタルになるので持ってきました。
風呂以外でもネカフェで寝るときの枕代わりにもなって重宝しました。
<名刺>
意外と持って行って良かったのがこれ。
名刺のおかげで街で出会った方とTwitter等で繋がれたり、ブログを見てもらえたりしました。これから歩き旅する人には旅の楽しみを増やす為にも名刺持っていくのお勧めします!
ただ、東京・京都歩き旅特別バージョンで作成しすぎてしまったので在庫超過です…他で使わないしちょっとやらかしました笑
途中で買って役立ったもの
こちらは途中で購入したものです。
足の治療のもののみですね(笑)持っていけるものは持っていくと旅代の節約になるかもしれません。
<バンドエイド>
マメが出来た4日目に薬局で購入。
とりあえずマメの対処は水を抜いてこれを貼っておけば大丈夫でした。
荷物にならないようにするにはとりあえず中身だけ出してポーチか何かに入れて箱を処分する事です(笑)
<バンテリンゲルLT>
こちらは箱根に備えて3日目の夜に小田原駅近くのマツキヨで購入。塗るタイプのバンテリン。
旅を通じて毎日のように塗っていましたが、痛い足もある程度マシにしてくれます。またずっとバックパックを背負って凝った肩にも塗ったり!
ただにおいが強めなのでそれだけは要注意です。
<サロンパス>
これは貼るタイプのサロンパス。
バンテリン同様かなり効きますし、痛い足の裏に貼っておくとクッション代わりにもなっていくらかマシかなという。
また大量に入っていて値段も安いので惜しむことなく足裏、ふくらはぎ、もも...など貼ることができました。
ただこちらはバンテリン以上ににおいが強烈。靴下なんて洗濯した今でもうっすらとサロンパスのにおいが残っています・・・笑
あまり使わなかったもの
<自撮り棒>
これは様々な場所で自分入りの写真を撮るために持っていきました。
ライトとは反対側のベルトに付けてましたが道などで伸ばしてとるスペースもあまりないし、めんどくさくて撮る気にならなかったのでいらなかった気がします。
最悪人に頼んで取ってもらうこともできますし、よっぽど自分入りの写真を撮りながら旅したい人以外は必要ないでしょう。
<雪用のグリップ>
これは峠等で雪が残っている場所があったときのために持っていきましたが全く使いませんでした。箱根でもわずかに残っているくらいだったので残っていらなかったというのもありますが、、、
よくよく考えると峠で雪が残っている場合は専用の靴が必須だと思います。あくまで町場のしのぎ対策用のグッズ臨もうとしてたのは認識が甘かったなという反省も込めて必要なかったなと思います。
<シャンプー>
これはトラベル用のミニボトル性のものを、洗顔料や歯ブラシなどと同じポーチに入れて持っていきましたが必要なかったです。
なぜならお風呂屋しか使わなかったので備え付けのものがあったからです。また利用してませんがネカフェのシャワーも殆どのところが備え付けのものが無料で使えそうでした。
なのでネカフェやお風呂屋、ホテル利用の場合いらないと思います。ミニボトルとはいえ液体で重量があるのでよく考えて取捨選択する事をおススメします。
歩き旅における節約方法
歩き旅は家から出発すれば歩くだけ。手軽にはじめられそうですが野宿しない限り宿代はかかるし、3食外で食べるのもそれなりにお金がかかります。
つまり遠くに行けば行くほど、ゆっくり歩けば歩く程どんどん出費はかさむ事になります。
しかしある程度工夫をすれば長旅なら長旅ほど節約額を大きくすることが出来ます。
多少我慢や羞恥心の欠如は必要かもしれませが、、、!
僕は2週間の歩き旅を60000円ちょっとで行ってくることができました!なんと1日5000円以下で過ごせてた訳です。宿代を含めてなので我ながらだいぶ頑張ったと思ってます笑
ここでは僕の節約方法を紹介しようと思います。
宿泊
歩き旅においては宿泊費が1番節約出来るものだと思います。
僕は当初、数日に一回ホテルに泊まりつつのネットカフェを想定していましたが到着まで毎日ネットカフェでした。
というのもホテルは風呂や洗濯ができますが基本洗濯料金は別料金です。その上でホテル(洗濯込み)とネカフェ+コインランドリー+お風呂屋の値段で比べてみると2倍くらいの料金になるなと思います。
なのでやはり安さの順番で考えるとネットカフェより安く泊まれるところはそんなに無いと思います。またネットカフェはナイトパックが用意されていると思うのでその時間を調べて入店するとさらに節約できます!
ただ地方に行くとビジネスホテルなどに比べてネットカフェは少ないので注意が必要です。
そしてオススメのネットカフェは何と言っても快活クラブです。
快活クラブは全国No. 1の店舗数を誇るチェーン店でどこの店舗もクオリティーが安定していてネカフェの中では圧倒的に綺麗です。他店に比べて少し価格は高めですが無料のモーニングやソフトクリーム食べ放題も頂けるのでネカフェ泊まりならいいと思いますよ!
食事
宿の次に節約出来るのが食費ですかね。
食費は飲み物も含めて毎日少しずつしていく節約が大きな節約になってくれると思います。
僕がまず節約に取り組んだのが飲み物でした。
歩き旅をしていると甘い炭酸のジュースとかが飲みたくなるのですがそれをコンビニではなくドラッグストア等で買っておくようにしました。なぜかペットボトル飲料はコンビニの半額近い値段でドラッグストアで購入できます。
また食費も出来る範囲で頑張りました。
食費については安いおにぎりなどで大幅節約も考えましたが、現実的にはそれが無理でした。やはり歩き旅をしているとかなりエネルギーを消費します。肉やガツンとしたものをしっかりと食べないと歩けなくなってしまいます…!
そこでまず役に立ったのが牛丼チェーン店などです。
吉野家やすき家、カツ丼のかつやなどは国道沿いに沢山あります。こう言ったお店は500円程度でお腹いっぱい食べられるので歩き旅には強い味方です。
また汗かくと塩っけも欲しくなるのですが、みそ汁も飲めるので非常に有難いですよ!
またネカフェのモーニングサービスやセブンイレブンの100円4個入りのパンも朝食の強い味方でした。朝はそんなに食べなくても大丈夫だったのでマーガリン入りのパンでカロリーをとりつつ安く抑える事が出来ました。
さらにたまに買ってネカフェで食べていた、スーパーのお弁当も強い味方でした。
そして、節約した分時々は地元の美味しいもの食べたりもしましたよ!特に静岡の「さわやか」のハンバーグは美味しかったなと思い出に残ってます。
旅を楽しみつつもしっかりと節約していい歩き旅をする事をオススメします!
風呂
節約が難しいのがお風呂代です。
ネカフェでシャワーを借りるのにも100~300円/30分くらいの料金がかかりますしお風呂屋さんだと一回600円~700円ほどかかります。
その中で出来る節約と言えばやはり汚いのを我慢して出来るだけ利用しないという事になってきます。そこで僕は数日に一度お風呂屋さんを利用することにしてネカフェのシャワーは使わないことにしました。
というのもネカフェはどこの店舗にもシャワーがあるわけではなく、設置されていない店舗のが多いくらいです。
それに加えてシャワーよりもお風呂にゆっくりと入ったほうが疲労回復できるだろうと思いました。実際、「汚くて臭かったな~」ということ以外は(これが一番の問題ですが...笑)数日に一度お風呂に入るという選択をしてよかったなと思います。
さらにお風呂の時間は意外と長くなるので風呂が数日に一度だったのも早く着けた要員のひとつかと思います。
ペース的には大体3日に一度くらいのペースで前日位からお風呂屋さんを調べておいて、この辺で入ろうと狙って入りに行ってました。
お風呂屋さんはそんなにたくさんあるわけではないと思いますが、数日おきに入る分にはすぐに見つかり困りませんでしたよ。(少し遠くて浜松駅から赤電で風呂だけ入りに行った日もありましたがね(笑))
そして当たり前のことですがタオルは持参しておきましょう。
レンタルは確実にお金を取られます。さらにハンドタオルに関してはお風呂から出る前にしっかりとボディーソープで洗っておくと後で乾かせば次すぐ使えるようにできます。濡れたタオルで荷物が重くなるのが嫌な場合はリュックに下げておくと乾きますよ。w
お風呂で使った濡れたタオルをカバンにしまうのが嫌だったのでこうしとけば乾くのではとやってみました。多分乾きます。もはや、もともと微量しかない羞恥心が皆無になりつつあります…笑 ちなみに括りつけてる紐はコンビニの袋で作りました #東京・京都歩き旅 pic.twitter.com/rzlZVTNkld
— 中村岳〜東京・京都歩き旅完歩〜!! (@gaku11n) 2018年2月19日
またこの旅でハマったのが高濃度炭酸泉といわれるお風呂です。
高い疲労回復効果もありぽかぽかになって最高でした。他にはジェットバスや電気風呂、大好きなサウナなども大抵のお風呂屋さんにはあって嬉しかったです。
洗濯
お風呂同様に節約が難しいのが洗濯です。
コインランドリーを利用すると乾燥込みで1000円から2000円ほどかかります。またコインランドリーを利用する場合そこで乾燥までの2時間くらいを待機する必要があるので時間もロスします。
やはり洗濯もしなければしないだけお金も時間も節約できるという事になってきます。(こちらも汚い…)
なので僕がコインランドリーで洗濯をしたのは11日目の四日市での一回のみでした。
そのためにやったのは出来るだけ新しい服を下ろさないことと、下着等の乾きやすいものはセルフで洗濯することでした。
まずひとつ目は当たり前ですが服が汚くなる限界まで着続ける事です。
かなり汚い方法ですのでお勧めはできませんが・・・僕の場合セーター、ズボンは5日間同じものでした。また下のTシャツも2回1度のペースで交換することで10日目までしのぎました。
また2つ目のセルフ洗濯に関して、靴下や下着は宿泊したネカフェの洗面所で洗いました。
ハンドソープなので洗濯したほどではありませんが綺麗にはなりました。それをブース内の掛けられるところにかけて干しておけば、ネカフェは暖房で乾燥しているので翌日には乾いてました。ただ柔軟剤などがないので乾くとパリパリ、ゴワゴワでした。ここで何気ない柔軟剤の有難身を知ったりもしました。
まあどちらもあまり、誇れるようなことではないのでお勧めはできませんが人に迷惑をかけない範囲でならいい節約にはなると思います。
まとめ
今回の記事は東京・京都歩き旅を通じて得た歩き旅の注意点と自分自身が行っていた節約方法を紹介してみました。
節約方法にはちょっと乱暴なものもありますが歩き旅を行う人は是非参考にしてみてください。
また今回の歩き旅のまとめも以下の記事にあるので是非参考にしてもらえればと思います。